お気軽にお問い合せください
05224250010522425003 受付時間 8:30~17:30(土日祝日を除きます) E-mail:info@hodumi.co.jp

NKフィルター”あとづけ工法”施工要領 商品番号:

擁壁には水抜パイプが重要です。そして、水抜パイプの背面(山側)には、土砂流出防止の手立が必要です。
ところが、何らかの理由(現場の不注意・役所の指定洩れなど)で、土砂流止材を取り付けること無く、埋戻してしまった後、どうすればよいか。この問題は頻発することはないにしても、必ず起こる問題のようです。
NKフィルター”あとづけ工法”(2005年4月特許登録、特許3664712号)は、此の問題を救済できる唯一の工法として、お役に立つものと考えます。要するに”縮めて入れて、奥で広げる”というのが基本的な理屈ですが、NKフィルターの形状と反発力によって、これが可能になりました。概要は以下の通り。
NKフィルターだけの効用です。お役立て下さい。



水抜パイプに塩ビパイプVP75を使用した場合を例とし、図と写真を掲げて説明します。


1.NKフィルターNK75の本体に、スリット状の切込みを入れます。切込みの深さは、NK75の場合は、センターを少々オーバーしたほうが好都合のようです。スリットは、はさみでもカッターでも簡単にできます。(図1)



2.スリット部分を、オーバーラップさせることによって、縮径させます。その際、4個あるアジャスターのうち1個(図1の5”)は邪魔になりますので、切除します。切除はカッターで簡単にできます。(図2)



3.縮径状態にあるNK75を、装着用差込パイプの先端に差し込んで固定します。(図3・4) 
この際の装着用差込パイプはVP65とします。VU65の内径が大きいので、縮み具合が少ないだけ、VP75の水抜パイプに挿入する時には、困難が生じます。NKフィルターの材質には、適当な反発力がありますので、VP65の内壁に圧接し、具合よく固定できます。
水抜パイプと装着用差込パイプの関係を、JIS規格の数値を使って下表に示しました。




4.NKフィルターには、複合の透水マットを装着するのが基本です。この場合透水マットは、漏斗状に凹んだNKフィルター本体に沿わせるのでなく、山型に盛り上るように配置します。(図5) 透水マット自体の反発力によって、飛び出すのを防ぐことができるからです。




5.装着用差込パイプ(以下・差込パイプと云う)VP65を水抜パイプの外部開口から挿入します。水抜きパイプがVP75の場合には、NK75のフランジの端部が少々つかえますので、NKフィルターを、更に縮径するように、あるいはフランジ部分が水抜パイプの内壁に進入し易いように、力を加えます。(図6)




6.水抜パイプVP75の埋込側開口端には、土砂で閉止されていますので、差込パイプVP65の先端で、土砂を押し退けあるいは山側へ押しやるように、トントンと力を加えます。水抜パイプVP75の埋込側開口端と土砂との間に、何等かの隙間ができます。下図7のS表示の部分がそれです。(図7)





7.この状態で、棒状のものを下図のように差込み(図8)、山形状に縮径したNKフィルターの山頂部分をつきます。NKフィルターの復元促進のためです。この際、差込パイプVP65は引抜くのではなく、NKフィルターを軽く支える形が適当でしょう。そして場合によっては、棒状体は、グイグイと強く押すのが効果的です。(図8)





8.NKフィルターは、棒状体の圧力を受けて、縮径から復元しようとします。押され衝撃を受けたNKフィルターが、水抜パイプVP75の山側端部を越え、図7に示す隙間Sに達した時に、一挙に復元拡大するはずです。復元したNKフィルターのフランジの径は、水抜パイプVP75の外形より大きいので、NKフィルターは水抜パイプの端部に固定された形に納まります。そこで棒状体と差込パイプを引抜き撤去します。(図9)





9.縮径変形から解放復元したNKフィルターは、材質的に弾性反発力がありますので、縮径した状態に戻ることはありません。図10がNKフィルターの本来あるべき形です。







※<図中の符号の説明>

1.フィルター
2.筒状部
3.フランジ部
4.フィルタ部
5.フィン(寸法調整部)
6.壁体
7.水抜きパイプ
8.埋戻し土砂
9.切落し部
11.装着用差込パイプ
15.スリット(切込み)
17.棒材
20.繊維状フィルター(透水マット)
71.外部開口
72.埋込側開口

販売単位:
価格:
お問合せください

(図1)NKフィルターにスリット状切込みを入れる。

(図2)スリット部分をオーバーラップして縮径させる。

(図3)縮径させた状態で装着用差込パイプの先端に取付ける。

(図4)装着用差込パイプ先端部の側面透視

(図5)透水マット装着状態透視

(図6)装着用差込パイプを水抜パイプに挿入

(図7)装着用差込パイプの先端で水抜パイプの奥の土砂を押す。

(図8)棒状体で、縮径して山形になったNKフィルターの山頂を中心に突く。

(図9)NKフィルターが復元した状態で、棒状体と装着用差込パイプを撤去する。

(図10)施工完了。

管理番号:230
受付時間:8:30~17:30
(土日祝及びGW・夏季休暇・年末年始は休み)
お問い合せ