パワーブライスターの使用方法・安全取扱い注意事項 商品番号：AXS-000
パワーブライスターは以下の使用方法・安全取扱い注意事項を守らない場合、噴出現象が発生し、重大な災害が発生する恐れがありますので、必ず守って使用してください。
①穿孔
●穿孔機を使用し、40～44㎜の孔を穿孔します。
（大口径用はクローラードリルを使用し60～67㎜の孔を穿孔します）
●穿孔径は上限を超えて使用しないでください。
●穿孔長は2.0m以内、大口径用は3.0m以内とします。
②温度測定
●被破砕体（孔内）、材料、水の温度を測定します。
●適用温度範囲の上限を超えて使用しないでください。
●孔内温度の測定は穿孔後30分以降に行ってください。
③保護具の着用
●保護メガネ、ゴム手袋、防塵マスク、ヘルメットを着用します。
●保護具は必ず着用してください。
●保護メガネはガラスレンズ不可です。
④水の計量
●パワーブライスター：清浄な水を1.5リットル計量し、練混ぜ容器に入れます。
●パワーブライスター大口径用：清浄な水を6リットル計量し、練混ぜ容器に入れます。
●パワーブライスターパック：20リットル程度のバケツ等の容器に清浄な水を10リットル
以上入れます。
●必要量を正確に計量してください。
●水温に注意し、適用温度範囲の上限を超えて使用しないでください。
⑤練混ぜ（パックタイプは浸漬）
●パワーブライスター：練混ぜ容器に1袋（5kg）入れ、ゴム手袋をした手、またはハンドミキ
サーを使用して練混ぜを行います。
●パワーブライスター大口径用：練混ぜ容器に1袋（20kg）入れ、ハンドミキサーを使用して
練混ぜを行います。
●練混ぜは必ず1袋毎（5kg、大口径用は20kg）に行ってください。
●ダマができないように注意して練混ぜてください。
●練混ぜは材料投入後、10秒以内に終了してください。
●パワーブライスターパック：浸漬はパックを完全に水につけ約4分間十分に吸水させて
ください。
●1回の浸漬は15本以内にしてください。
●水温が適用温度範囲を超えないように適宜水を取り替えてください。
●4分間浸漬後直ちに充填してください。
●浸漬開始後より9分以内に全て使い切ってください。
⑥充填
《パワーブライスター、ブライスター大口径用》
●練混ぜ容器より直接孔へ流し込みます。
●充填した孔には直ちに防護シートを被せます。
《パワーブライスターパック》
●パワーブライスターパックを1本毎に突棒で4～5回十分につつき、孔口まで充填してくださ
い。
●パックを真中で折って充填するとより効果的です。
●突棒は充填孔の径よりも4～5㎜小さいものが適当です。
●充填終了孔より遠ざかるように行ってください。
●充填作業中は充填孔および充填終了孔の上に身体（特に顔）がこないように、正面に立た
ないようにしてください。
●材料の急激な温度上昇による噴出現象や火傷を防ぐため、練混ぜ後（パックは浸漬後）直
ちに充填してください。
●1孔あたり2分以内に充填を終了してください。
●充填は1孔づつ終了してから次の孔の充填を行ってください。
●塩ビパイプ、ボイド管、ビンおよび管には充填しないでください。
⑦養生
●充填終了後、防護シートを被せ亀裂発生まで養生します。
●トラロープ等を使用して、立入禁止処置をとります。
●亀裂発生まで充填孔をのぞかないでください。
●充填孔には小石等で蓋をしないでください。
●特に第三者が立ち入らないように注意してください。
※処置
●誤って眼に入った場合、直ちに清浄な水で十分に（15分以上が望ましい）眼を洗浄します。
●皮膚に付着した場合、直ちに水洗いしてください。
●眼の洗浄後、必ず眼科医の診察を受けてください。
●パワーブライスターは石灰分を主成分としたph12～13の強アルカリ性です。
【注意】保管
●水がかからない、湿気の少ない場所で直接床に置かないように保管してください。
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